2022年7月24日、桜島が噴火したことで気象庁の会見が開かれました。
会見をした気象庁職員の方がつけている透明のマスクが「鳥のくちばしみたい」「息苦しそう」ということで気になる人が続出。
気象庁の会見で使われる透明マスクについて、普通のマスクが良いという声も聞かれる中、気象庁はなぜ鳥のようになってしまうマスクにこだわるのでしょうか。
気象庁会見マスク「鳥みたいで内容が入ってこない」
気象庁の職員が会見するときに使っているマスクです。
桜島噴火 気象庁会見「火口から3キロ以内 噴石に厳重警戒を」 #nhk_news https://t.co/pHis9UMDVz
— NHKニュース (@nhk_news) July 24, 2022
「鳥のクチバシみたい」「インパクトがすごい」「フェイスガードじゃダメなの」などの声が聞かれます。
マスクの見た目に気を取られて肝心の会見内容が入ってこないという意見もみられました。
この鳥のようなマスクをつける理由は、聴覚障害を持っている人が口唇の動きで情報を読み取るためです。
気象庁の記者会見場の広さが十分でないために、集まった記者に飛沫が飛ぶことを考えてマスクなしという選択はなかったのです。
気象庁会見マスクはお手頃価格でも浸透せず
気象庁の会見で使われるマスクはユニ・チャームの「顔がみえマスク」です。
【新製品ニュース】
ユニ・チャームは、マスクをつけたまま口元や顔の表情が見える“透明マスク”「unicharm 顔がみえマスク」の限定販売を発表。透明部が広く、「顔の80%がはっきりと見える(目の真ん中から下を100とした場合)」とのこと。https://t.co/2TPuN9ibvY— 価格.com 公式 (@kakakucom) April 27, 2021
1枚1,480円とマスクにしては高いですが、洗濯し繰り返し使えます。
最近テレビでは見かけなくなった前原誠司衆議院議員も携帯しているようですが、着用しているのを見たことありません。
私のような議員や行政の窓口で働く人たちは、このようなマスクを常備し、あらゆる状況に対応すべきだと教えて頂きました。谷口さん、誠に有難うございました。常に携帯するように心がけます。(誠)#顔がみえマスク #聴覚障がい
— 前原誠司 (@Maehara2016) September 21, 2021
英会話の先生など、口の動きを見せる必要がある職業にも重宝されています。
ユニ・チャームは営業や接客業などコミュニケーションをとる職種にもおすすめしていますが、これで接客したら口元をジロジロ見られそうです。
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